T1301 Darjeeling Seeyok, DJ-83 FTGFOP1 MUSCATEL 2024 Second Flush
2024年6月インド訪問時、現地にて買い付けたロット。
口に入れた瞬間に広がる独特な香りと凝縮された味わい。
これがマスカテルフレーバーなのだと感じられます。
それは一口飲むと、思わず感嘆の声が漏れてしまうほど。
香りはフルーティー且つフローラル、
また穏やかな滋味にあふれ、飲むたびに体中にこの味わいが浸透していくようです。
茶葉の持つ力が身体に深く染み、いつまでも味わっていたくなります。
この特別な品質は、シーヨック茶園の素晴らしい土地が持つ力、天候、謙虚な姿勢でお茶作りをされている茶園の方々、その素晴らしい調和により作りだされたものです。
ザ・マスカテル、そう呼ぶのにふさわしいロットです。
● シーヨック茶園
シーヨック茶園は、1860年代に創業した歴史ある茶園で、ダージリン地区内ではシンゲル茶園、セリンボン茶園と兄弟茶園にあたります。現在の経営会社Tea Promoters Indiaにより、1994年よりこの地域にてオーガニックティーの栽培が始まりました。
セリンボン茶園とシーヨック茶園は谷続きで、斜面は南から西向きに面しています。ここを訪れる度に、谷に沿ってシーヨックからセリンボンにかけて見渡す景色に、深い感動を覚えます。
これら3茶園が素晴らしいのは、自然に根ざしたお茶作りに真摯に取り組んでいる点です。茶園内のファクトリー(茶葉の加工場)のそばにはハーブガーデンがあり、マリーゴールド、ヤロウをはじめとするたくさんのハーブが茶樹の肥料とされています。また、これらのハーブ類は家畜の排泄物などを肥料にして育てられています。ここには、完全に化学的なものを排除した土地の循環があり、植物は力がみなぎり、同時に虫たちが集まってきます。
● おすすめの飲み方
ホットティー:茶葉1gに対して水150−200mlの割合
※熱湯抽出する際には、金属に触れないようご注意ください。ポットは陶器製やガラス製をご使用ください。
入荷したての時期は、お好みで少し多めの茶葉(2g程度)をお使いいただくのも良いかもしれません。
何度かお試しいただき、お好きな茶葉の量を見つけてみてください。